私が通っていた小学校は私服ではなく制服でした。それからも中学、高校と制服が続きました。そのため、私服へのあこがれがとても強く、働くなら制服のない会社がいいと思っていました。毎朝、どの服を着ていこうか考えて、靴や小物類のコーディネートを決めて通勤と言えどおしゃれをして仕事に通いたいと思っていました。また、制服に近いかもしれないのですが、スーツへの憧れもありました。スーツを着こなしてかっこよく歩いているととても仕事のできるかっこいい女性に見えるからです。きっと、女性の仕事でスーツを着ているのが、弁護士とか秘書とかというイメージがあるからだと思います。就職した先では制服のある会社でした。しかし、通勤は私服でいいので、初めのうちは毎日洋服選びが楽しくて仕方がありませんでした。しかし、少しずつ仕事に慣れてくると規則正しかった生活が不規則に傾いてきます。私の悪い癖でもあるのですが、最初のうちは遅刻するといけないので、とにかく帰宅してやることが終わればすぐさま布団に入っていました。しかし、だんだんと、帰宅後はだらだらとテレビを見たりして寝る時間が遅くなってしまうのです。そのため、起きる時間はいつもぎりぎりになりました。そうなってくると、ゆっくりと洋服を選んでいる暇もありません。そうなってくると、今までは私服がいいと思っていたのに、通勤も制服ならどんなに楽だろうと思うようになりました。今は、前日に洋服を決めて出すようにしています。朝と違って前日の夜だとゆっくり洋服を選ぶことができて、楽しいです。毎日の食費など上手に節約してお金を貯めて、通勤に着ていく洋服を買って、見た目だけでもかっこいい女性をめざしたいと思っています。